2024年4月26日に開館した豊田市博物館に行ってきました!
場所は豊田市美術館のお隣!
一体どんな施設なのか気になり、早速行ってきました!
駐車場に車を停めて博物館に向かうと、まず見えてきたのはなんと古墳!?
こちらはなんと、野見山町(高橋地区)にあった直径約10mの円墳を、こちらに移築してきたんだそう!
中に入ることはできませんが、手前までは近づくことができ、中を覗くことができます。
また、この辺りは元々雑木林やため池があったらしく、そういった自然を生かした『自然体験ゾーン』として、「観察池」や「どんぐりの森」などを作り、市民の皆さんや博物館パートナーが一緒に整備をしていくそうです。
次に見えてきたのは、茅葺き屋根の家!
こちらは江戸時代に建てられた庄屋の母屋を移築し、中では昔の道具や暮らしを体験できます。
そのお隣には明治時代に建てられた土蔵もありました!
梁の上には木彫りのイタチが!
先を歩いていくと、何やら賑やかになってきました。
この日、博物館前の「イベント広場」では、ing at marcheというマルシェが開催されていました。
オシャレなお店や美味しそうな食べ物や飲み物を販売しているお店がたくさんあって、見ているだけでも楽しい♪
名古屋から来たという、土鍋で炊いたおにぎりにこだわったおにぎりやさんの「梅なめたけにぎり」を実食!
本気(マジ)でめちゃくちゃ美味しくて感動!!
お米のもちもち具合が半端なく、もしどこかで出会ったら是非食べてほしい逸品です。
腹ごしらえを済ませたら、いよいよ博物館内へ!
もうね、入り口からめちゃくちゃカッコいいのよ。
巨大な柱ズドーン!!
天井から覗く青空、気持ち良い〜〜〜!!
豊田市博物館は、日本を代表する建築家、坂茂(ばん しげる)さんが設計されました。
坂茂さんといえば数々の有名な建築物がありますが、代表作の一つである「静岡県富士山世界遺産センター」は、以前僕も見に行きました。
この建物も圧巻でしたが、今回の豊田市博物館も負けず劣らずすごかったです!
まず入場してすぐの場所に広がる「えんにち空間」には、巨大な山車が!
この場所では様々な展示やイベントが開催されるようで、今後どんな催しが行われるか楽しみですね!
階段が映えすぎて登るだけでテンションが上がります。
2階には0〜3歳までのお子様と保護者が遊べる「キッズスペース」が!
木で作られたおままごとセットやパズル、マグネットなどなど、かわいいおもちゃがたくさんあって、お子さん達はとても楽しそうに遊んでいました♪
「キッズスペース」の向かい側には、お土産なども買える「ミュージアムショップ mitsubachi」がありました。
置いてある商品はセンスの良いものばかりで、どれも欲しくなりますー!
さらにお隣には「ミュージアムカフェ mitsubachi」も。
坂茂さんの特徴である、紙管を使ったインテリアを楽しみながら食事ができます。
メニューはこちら。
ドリンクメニューも充実!
豊田市博物館でしか食べることができないオリジナルメニューばかりなので、行かれた際は是非お立ち寄りください!
それではようやく豊田市博物館のメインである常設展に行ってみましょう!
入場してすぐに現れるのは、圧巻のコレクション!すげ〜!!!
常設展のテーマは「とよたの自然と人々の営み」。
高さ7.8mの展示棚には、豊田市の多様性を感じることができる歴史・民族・産業・自然などの資料が展示されていました。
豊田市内に生息する生き物の剥製なんかもあります。
また、お子さんも楽しめる体験コーナーも!
粘土に土器の文様を付けてみたり、
顕微鏡でいろいろな生物や花、石などを覗いたりもできます。
常設展の他に、展示室では企画展「ペーパー・サンクチュアリ -ウクライナ難民の現実と詩-」が開催されていました。
またこどもの日の特別企画で、兜や鎧を着て、長篠合戦図屏風の前で写真が撮れます。(5月6日まで)
兜は結構本格的でカッコいい!
気分は戦国武将!
「ペーパー・サンクチュアリ -ウクライナ難民の現実と詩-」の方は、2024年5月26日まで開催しているので、気になる方はそちらも是非。
ちなみに出口ではこんな取り組みもやってました。
こちらは「とよはくアクアリウム」。
豊田市内の水辺に住む魚などの生き物を展示していました。
2階からお庭に出てみると・・・
なんじゃこの緑溢れる素敵すぎる空間は〜〜〜〜〜!!!!
この素敵なお庭は、豊田市美術館の庭園も設計した、ピーター・ウォーカーさん(ランドスケープデザイナー)が担当されたそうです。
豊田市博物館と豊田市美術館は隣接しているので、お庭から歩いて移動することができます。
美術館と博物館をセットで楽めるなんて最高ですね!
1日いても楽しめそうな施設が出来て嬉しい限りです。
豊田市博物館のコンセプトは・・・
1.すべての人に開かれた「みんなでつくりつづける博物館」
2.多様な価値や魅力を守り、伝え、育む「豊田市ならではの総合博物館」
3.回遊性や持続性に配慮した「21世紀の建築としての博物館」
なんと豊田市博物館は、災害時には博物館に災害対策本部が設置できるようになっており、環境配慮や省エネだけでなく、災害にも強い建物となっているそうです。
21世紀の重要なテーマである“サスティナブル”な建築として計画された豊田市博物館。
そして洗練された近代建築の到達点と言われる豊田市美術館。
これほど魅力的な2つの施設があるこの場所には、これから何度も足を運ぶことになりそうです。
本当に散歩してるだけでも楽しいんだもん!
岡崎市民としては、シンプルに羨ましい〜〜〜!!
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豊田市博物館
🏠住所/愛知県豊田市小坂本町5丁目80
⏰開館時間/10時~17時30分(入場は17時まで)
📞電話番号/0565-85-0900
📅休館日/月曜日(祝日は開館)、12月28日から翌年1月4日
🅿️駐車場/あり
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