今回は、オカザキチューブにお問い合わせをくださった岡崎市在住の高校生に、ご自身の体験や想いを寄稿していただきました。
摂食障害と私
皆さん、始めまして。私は岡崎市内に住む高校三年生の女子です。
私は三年前に摂食障害という病気に罹患してずっと戦ってきました。
詳しくはのちほどお話ししますが、私が病気から立ち直れたのは共感できる同じ摂食障害の当事者の存在があったからです。
だから私も今同じように摂食障害で悩んでいる方を救いたい、それだけでなく当事者の周りでどう当事者と接すればいいのか悩んでいる人にも手を差し伸べたいと思い、活動を始めました。
「摂食障害」というものを知ってもらうためにも、オカザキチューブ様のご協力のもと今回のブログ掲載に至りました。
摂食障害とは?
簡単に言えば摂食障害とは食べることや体重・体型への強いとらわれによって、食事の量や方法が極端になってしまう病気です。心だけでなく体にも大きな影響を及ぼし、誰にでも起こる可能性があります。
摂食障害と言っても様々な種類があり、
食事を極端に制限してしまうタイプ(神経性やせ症・拒食症)
食べ過ぎてしまい、その後に嘔吐や過度な運動などをしてしまうタイプ(神経性過食症)
食べ過ぎてしまうけれど、その後の代償行動はないタイプ(過食性障害・むちゃ食い症)
などがあります。
調べてみるともっと多くの情報が出てきますが、どの状態でも軸として
「痩せたい」
という気持ちがあることがほとんどです。
摂食障害において大事なことはまずは知識をつけることです。
正しい知識がないままに放った言葉が当事者にとっては心もとない言葉になることもあります。
だからまずは摂食障害とは何かをしっかりと知ってほしいです。
きっかけ
私は摂食障害になぜなったのか、どう戦ってきたのかをお話しします。
中学生の時、韓国アイドルに憧れてずっと痩せたいと思っていました。
また、部活動は陸上部に所属しており、中学校三年生の時にはスランプで思うように走ることができませんでした。
速くなるために、痩せるために食事を抜いているとあっという間に体重は減り、見かねた母に病院に連れていかれ、低体重から入院することになりました。
入院期は一回400キロカロリーの食事を一時間かけてとるのが精一杯でした。
下は、入院直後から、治療を経て一か月経った時の一食600キロカロリーの食事です。治療といってもだんだん食事の量を増やして慣れていくだけだったので何か手術等をしたわけではありません。


一か月の入院を経て、退院後、過食症になりました。
「痩せたい」という気持ちはありながらもどんどん太っていく自分に嫌気がさして、人に体型を見られるのが怖くなり、外に出られなくなりました。
拒食期も過食期も思い切って誰かに相談することができず、一人で泣くことしかできませんでした。
学校にもあまり行かず、一人で悩んでいた時、一冊の本を見つけました。
その本は摂食障害の当事者の方が書いた本で、いわゆる「体験記」でした。
その時、一人だったのに、知らない人が書いた本なのに、誰にも言えなかった思いがやっと解放されたような気分になりました。
私に必要なのは本当に話が分かる当事者の存在だったんだ。と思い、私が暗いところから救ってもらったように、私も摂食障害で悩む人を救いたい。と思うようになりました。
また、私は思うように両親とコミュニケーションが取れないことや、友達にずっと悩んでいました。
「あの時こう言えていたら」
「あの時こういう言葉が、場所があったら」
と思うことが多くあります。
また、当時は自分のことで毎日を生きるのに精一杯でしたが、両親、学校の先生、友達なども私にどう声を掛けたらいいのか悩んでいたといわれたこともあります。
私はそうした当事者周囲の方にも手を差し伸べたいと思いました。
そして、摂食障害は現在中学生・高校生の罹患者が年々増えています。摂食障害に悩む人が増えていく一方でまだまだ社会的にはマイナーな病気であることが私はもどかしいです。
摂食障害についてもっと知ってもらい、一人でも多くの方が過ごしやすい社会を作るために活動したいと思っています。
オカザキチューブを選んだ理由
摂食障害を治療するにあたって、摂食障害の専門的な診療や相談を行い、地域の医療機関と連携しながら治療や支援を行う病院があります。
ただ、愛知県には厚生労働省の「摂食障害支援拠点病院」に指定されている病院はありません。すぐそばに相談できる場所がないことが当事者にとっては苦しいことだと思います。
私は専門家ではないですが、一当事者として誰かの力になることをしたいと思っています。
そのために私が育った大好きな街、岡崎から発信したい。味方が近くにいないと悩んでいる人にも 「私がいる」と伝えたいと思っています。
まずは、自分が暮らす岡崎で理解を広げたい。
地域で実績や信頼を積み重ね、その経験を活かして、将来的には愛知県、そして全国へと活動を広げていきたいです。
また、先ほども書いたように摂食障害の罹患者は中学生・高校生が多いです。
高校生である私が活動することに意味があるのではないかと思っています。
私のこれから
私は活動の具体策として
・noteでの執筆
・Instagramでの情報発信(啓蒙普及)
高校卒業後は
・直接当事者の方のお話を聞く
・当事者周囲の方(家族、友達)などの複数人での交流会
をしたいと考えています。
SNSや地域での発信を通して、一人でも多くの人に摂食障害について知ってもらい、「理解する人」を増やし、この活動が、誰かが「助けを求めてもいい」と思えるきっかけになり、当事者もその家族も安心して暮らせる地域づくりにつながることを目指しています。
まとめ
摂食障害は、「食べれば治る」「痩せたいだけ」といった単純なものではなく、心と体の両方に影響を及ぼす病気です。
当事者は、食べることや体型への悩みだけでなく、「理解されないかもしれない」「迷惑をかけたくない」といった不安を抱え、一人で苦しんでいることも少なくありません。
だからこそ、当事者だけが頑張るのではなく、家族や友人、学校、地域社会が正しい知識を持ち、理解を深めることが大切です。
このブログを通して、摂食障害について少しでも知っていただき、「苦しんでいる人が安心して相談できる社会」を考えるきっかけになれば嬉しく思います。
理解が広がることは、当事者やその家族にとって大きな支えになります。一人でも多くの人に正しい知識が届き、安心して助けを求められる地域が広がることを願っています。
なにかご相談や私の活動について聞きたいことがある方や興味を持ってくださった方は、以下のInstagramのURLからダイレクトメッセージお待ちしております!
Instagram:@eat_mgmg_
また、今回こちらのブログに書ききれないことは私のnoteで詳しく発信していくので、こちらもよろしければ
ぜひご覧ください!












